春樹&桂  “喜び便り”

ヨーガにまつわる小話や、日々の生活で感じたことを綴っています。

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弟子の心得

かつらです。いつもありがとうございます。

いよいよ9月ですね。

9月は、吉祥寺クラス5回、新橋クラス4回、国分寺クラス2回の開催です。

よろしくお願いいたします。

9月22日(土・祝)には、夫の一日研修会 「密教ヨーガ入門」 もございます。

以前、同じ系統の一日研修会を受講したことのある方が、「一日やって、本当に気持ちよかった。またぜひ参加したい。」

とおっしゃて、夫の講座をお申し込みくださいました。

日常を離れて、たっぷりヨーガに浸れる一日。やはり、一日やると、仕上がりが断然違います。

まだお席に余裕がございます。よかったらご参加ご検討下さいませ。


さて、修行の世界では、弟子の準備が出来たときに、師が現れると言います。

師を探すのは、確かに大変な事もあるのですが、実は、師が弟子を探す方が、さらに切実だよ~、とも言われています(笑)

今日は、先週に引き続き、スーフィーに伝わるお話です。

偉大なスーフィーの導師であるイブラヒーム・ハッワースが、若者だった頃のこと。

ハッワースは、ある導師に憧れ、弟子になりたいと熱望したことがありました。

そして、その賢者を探し出し、弟子にしてほしいと申し出たのです。

しかし、その導師は「おまえには、まだ準備ができていない」と断りました。

しかし、ハッワースはなおも執拗に懇願しました。

すると、「よろしい、教えてやろう。私はこれからメッカへ巡礼の旅に出かけるところなのだが、ついてくるがよい」と、師は言いました。

若者ハッワースは大喜びです。

しかし、その時、さらに師は言いました。

「われわれはともに旅をすることになったのだから、どちらか一方が導き、もう一方が従わねばならない。おまえの役割を選びなさい。」

「もちろん、私は従います。師がお導きください」と八ッワースは言いました。

「おまえが従うすべを知っているのなら、私は導き役になろう」

二人は出発し、ある夜、砂漠で休んでいたとき、雨が降り出してきました。

師は起き上がり、弟子の体の上に覆いをかざして、弟子を雨から守りました。

「それは私の役目です」と弟子は言いました。

「私のすることに逆らうな。これは命令だ」と賢者は言いました。

夜が明けるとハッワースは師に言いました。

「われわれは新たな一日を迎えました。今度は私が導き役になり、あなたが従うことにしませんか」

師はこの提案に同意しました。

「それでは、お湯を沸かすために、これから枯れ木を集めてまいります」というハッワースに、

「とんでもない。あなたがそのようなことをなさってはいけません。私が集めてまいります。」と賢者は言いました。

ハッワースは言いました。「私が枯れ木を集めてくるまで、そこに座っているのだ。これは命令だ!」

師は言いました。「とんでもございません。従うべきものが、導き手の奉仕に甘んじるなどということは、弟子の心得に反します。」

このようにして、師は、あらゆる機会に、弟子のあるべき姿を身をもって示したのでした。

聖地の門の前で、二人は別れました。

のちに、この賢者と再会したとき、若者ハッワースは、師の眼を直視出来ませんでした。

師は言いました。

「弟子を志す者が身につけねばならない第一の心得を、おまえは学んだ」


★一日研修会 「 密教ヨーガ入門 」 講師:新開 春樹
       9月22日(土・祝) 10時30分~16時30分(開場:10時00分) 
       (緑が丘文化会館・別館 第2レクリエーションホール 自由が丘駅 徒歩7分 ) 
       ※要予約  7,500円(講座資料付き・当日払い)
       懇親会 3,000円(飲み放題付) 要予約

★吉祥寺クラス  日曜日  11時00分~13時00分(開場:10時45分)
 (永谷ホール 吉祥寺駅南口徒歩3分) 
           初回体験無料 1回3,000円

★新橋クラス   火曜日 19時00分~21時00分(開場:18時30分)
           (オフィス銀の鈴 http://www.ginnosuzu.net/ JR新橋駅烏森口 徒歩12分 ・都営三田線 内幸町駅 A3出口 徒歩4分)
           初回体験無料 1回3,000円

★国分寺クラス   8/31(金)・9/7(金)・9/21(金) 19時00分~21時00分 (開場:18時30分)
          (国分寺駅南口徒歩3分 )
           初回体験無料   1回2,500円 


春樹&桂のアーナンダ・ヨーガ公式ウェブサイト
http://www.k4.dion.ne.jp/~ananda39/index.htm
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第三の男

かつらです。いつもありがとうございます。

来週、8月30日(木)新橋・オフィス銀の鈴のオープンルーム。
今回は、「夏祭り」と題して、賑やかに開催いたします。

私も「椅子に座ったまま出来る簡単20分ヨーガ」で参加いたします。

普段のクラスの簡易版。今回は暑い夏にちなんで、身体を冷やす呼吸法「シーターリー」をご紹介いたします。

身体の中にこもった熱気を抜いて、すっきり爽やか! 気分転換にもぜひ(^-^)>

ご予約不要。参加費500円。開催時間は、15時00分~20時00分です。

ただ立ち寄るだけでも、大歓迎のオープンルーム。オーナーさんが、美味しいお茶も淹れてくださいます。

ヨーガ以外に、アロマトリートメントなど各種ヒーリングセッションや微量漢方セッションなどなど、
銀の鈴でWSを開かれている講師陣によるミニセッションも予定されています。

詳細は、銀の鈴のHPをご覧下さいませ。http://www.ginnosuzu.net/fairground/20120830.html


さて、今日はイスラム教神秘主義スーフィーに伝わるお話です。

宿に入ってきた、跛(びっこ)の男が、ある男の隣に座り、ため息をつきました。

「は~。こんな調子では、とてもスルタンの祝宴に間に合わないよ。私は足が不自由で、早く歩けないんだ。」

隣の男が顔を上げて言いました。

「私も招待されてますよ。でも、私はあなたよりも、もっとつらい運命にあるんです。

私は目が見えないので、招待されているのに、道が見えないのです。」

そのとき、二人の話を聞いていた第三の男が言いました。

「あなたたちは気づいていないようですね。

二人で力を合わせれば、目的地へ到達できるではありませんか。

目の見えない人は歩けるのだし、しかも足の不自由な人を背負うことができます。

力を合わせて、互いの足と目を使えば、目的地へ達することができるではないですか」

このようにして、二人は無事スルタンの宮殿にたどり着き、そこでは祝宴が彼らを待っていました。

ところで、旅の途中、別の宿に泊まったとき、彼らは憂鬱そうに座っていた二人の男に、自分たちの状況を説明しました。

二人のうちひとりは耳が聞えず、もうひとりは口が利けませんでした。

そしてその二人とも、スルタンの祝宴に呼ばれていたのです。

口の利けない男は、跛と盲の男から話を聞いたのにもかかわらず、耳の聞えない友人に何も説明できませんでした。

耳の聞えない男は、話すことはできましたが、話すべきことが何もありませんでした。

唖と聾の男は祝宴に行けませんでした。

何故ならば、彼らには、困難が存在することを、そしてその困難をいかにして解決すべきかを説明してくれる、第三の男がいなかったからです。



★一日研修会 「 密教ヨーガ入門 」 講師:新開 春樹
       9月22日(土・祝) 10時30分~16時30分(開場:10時00分) 
       (緑が丘文化会館・別館 第2レクリエーションホール 自由が丘駅 徒歩7分 ) 
       ※要予約  7,500円(講座資料付き・当日払い)
       懇親会 3,000円(飲み放題付) 要予約

★吉祥寺クラス  日曜日  11時00分~13時00分(開場:10時45分)
 (永谷ホール 吉祥寺駅南口徒歩3分) 
           初回体験無料 1回3,000円

★新橋クラス   火曜日 19時00分~21時00分(開場:18時30分)
           (オフィス銀の鈴 http://www.ginnosuzu.net/ JR新橋駅烏森口 徒歩12分 ・都営三田線 内幸町駅 A3出口 徒歩4分)
           初回体験無料 1回3,000円

★国分寺クラス   8/31(金)・9/7(金)・9/21(金) 19時00分~21時00分 (開場:18時30分)
          (国分寺駅南口徒歩3分 )
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チベット 「 解放公社 」

かつらです。いつもありがとうございます。

今日は、イタリアに亡命したチベット密教のラマ(高僧)ナムカイ・ノルブ氏によって語られた、チベットのお話。

中国のチベット侵攻当時にあった、奇跡のような実話です。

ナムカイ・ノルブ氏の根本ラマ(一番重要な師)、チャンチュプ・ドルジェは、外見上は、全く普通に生活しているような人でした。

ただ、実際には、幾人かの偉大なラマにつき、修行の力によって、彼は大いなる知恵の輝きを示すようになりました。

そしてその徳により、成就者と考えられるようになりました。

やがて、彼の周囲には弟子が集まり始めました。

彼は僧侶ではなかったので、普通の家に住んでいました。

弟子には、僧侶も俗人もいましたが、彼らは、チャンチュプ・ドルジェのまわりに住み始め、年をおうごとにたくさんの家が建っていきました。

そして、ついには彼を中心にして、修行者たちの村のようなものが出来てしまったのです。

時が経つにつれ、チャンチュプ・ドルジェの村には、老いも若きも、金持ちも貧乏人も、ありとあらゆる種類の人間がやって来るようになりました。

貯えのないものには、スープと質素な食事が無料で配られ、その分は必要以上の物を持つ者が払いました。

ラマに触発され、全員が、コミュニティ全体が必要とし、自分が提供できるものは、全て差し出したのでした。

そのおかげで、生計の手段がなかった修行者も、村で生活し、教えを受け、修行することができました。

しかし、村に生活する者は、みな薬草を集めたり、薬を調合したりするほかに、畑を耕すきつい労働にも参加していました。

こうやって、あらゆる生活環境や社会階層からやって来た個人からなるこの集団に、ラマの影響が浸透し、ひとりひとりの知恵が成長し、

深まっていくにしたがって、当時チベットでは知られていなかったような、ある種の生活協同体が自然に生まれたのです。

ラマは一度も、物事はこうあるべきだとは言いませんでした。ただ、弟子たちの知恵が成長していくのを勇気づけたのです。

その結果、自分たちの現実的状況と日常的な必要をみたすこういった対応策が、弟子たち自身の知恵から生み出されていきました。

こうやって出来上がった村のパターンは、当時まだチベットに一般的に広がっていた封建的な体制とは、非常に異なっていました。

何年か経つと、中国がチベットに侵攻してきました。とうとうチャンチュプ・ドルジェの村にも、政府から派遣されてやってきた

中国人の役人とその下で働くチベット人の小役人がやってきました。

いわゆる、「民主的農業改革」を行うためです。

そういった視察の場合、すみからすみまで調べ上げたあげく、古い慣行を一掃して、非常に急激な変化をもたらすことになるのが普通でした。

ところが、調査を進めれば進めるほど、役人たちは、自分たちが発見するものに目を見張りながら、驚くことになったのです。

このラマとまわりに住んでいた人々の集団は、もう何年間も、中国社会主義の定義と寸分違わぬ農業公社として、完全にうまく機能していたからでした。

変えなければならない点は、何一つなく、何の改革の必要もありませんでした。

村は、それ以前とまったく同じ形のまま存続することを許され、チベットが最終的に中国に併合されてからも、相変わらず、

共同の精神的修行の場として、生き生きと活動を続けたのです。

チベットの僧院が崩壊し、あるいは破壊される悲劇に襲われたときも、村で変化したのは、その名前だけでした。

村に住んでいた修行者たちが名前をつけ直したのです。

「解放公社」

チベットを解放したと思い込んでいる中国人たちも、この名前に大変満足しているようでした。

ところが、自己解脱の道にしたがっている者たちにとっては、同じこの言葉は、まったく別のことを意味しているのでした!


★一日研修会 「 密教ヨーガ入門 」 講師:新開 春樹
       9月22日(土・祝) 10時30分~16時30分(開場:10時00分) 
       (緑が丘文化会館・別館 第2レクリエーションホール 自由が丘駅 徒歩7分 ) 
       ※要予約  7,500円(講座資料付き・当日払い)
       懇親会 3,000円(飲み放題付) 要予約

★吉祥寺クラス  日曜日  11時00分~13時00分(開場:10時45分)
 (永谷ホール 吉祥寺駅南口徒歩3分) 
           初回体験無料 1回3,000円

★新橋クラス   火曜日 19時00分~21時00分(開場:18時30分)
           (オフィス銀の鈴 http://www.ginnosuzu.net/ JR新橋駅烏森口 徒歩12分 ・都営三田線 内幸町駅 A3出口 徒歩4分)
           初回体験無料 1回3,000円

★国分寺クラス   8/17(金)・8/31(金)・9/7(金)・9/21(金) 19時00分~21時00分 (開場:18時30分)
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大切な約束

かつらです。いつもありがとうございます。

今日まで、小学2年生の甥っ子が、飛騨でサマーキャンプに参加していました。

彼の唯一の苦手は、肝試し! 気持ちわかるなぁ(笑)

スタッフや仲間の助けもあり、なんとか無事にクリアーしたようです\(^0^)/ 

逞しくなって帰って来る彼に会うのが、とても楽しみです。

さて、今日は、ちょっと素敵な幽霊のお話です♪

「死ぬ瞬間」 の著書で有名な、エリザベス・キューブラー・ロス氏のエピソード。

彼女は、死や死後の生をめぐる問題を本格的に研究し、発表したお医者さんです。

医者として、たくさんの子供の死に接し、末期患者やその家族の助けになろうとした時、

「生とは何か、死とは何か、どうして幼い子どもたちが死ななければならないのか。」という疑問にぶつかりました。

否応なく、「死と死後の生」の研究に着手した彼女。

ところが、科学者として、死、そして死後の生を扱うことは、大変なリスクを伴います。

タブーに触れる事で、科学者としての立場を失う可能性すらあったのです。

それでも彼女は、シカゴ大学で、「死とその準備」についてのセミナーをはじめ、やがて世間に認知されるようになりました。

ところが、そうした活動の中で、次第にセミナーがマンネリ化。先の見えない、深刻な困難にぶつかってしまいました。

或る日、とうとう彼女は、セミナーから手を引くために、大学を辞めようと決心します。

その時、目の前に、一人の女性があらわれました。

女性は、透き通っているように見えましたが、後ろにあるものがはっきり見えるほどではありません。

それは不思議なことに、何ヶ月も前に埋葬されたシュワルツ夫人でした。

「ロス先生、死とその準備についてのお仕事をやめてはいけません。そのお願いをするために帰ってきました。」

死者のよみがえりとかそういったことはいっさい信じていなかったエリザベスは、彼女の顔をまじまじと見つめました。

しかし、彼女は消えません。そこに立ったまま、優しく、でも同時に強い調子で言いました。

「ロス先生。先生の仕事は終わっていません。今はまだ止めないで下さい。私たちがお手伝いしますから。」

エリザベスは思いました。

「やれやれ、こんなことを話しても、誰も信じてくれないだろう。いちばんの親友だって」 

その時、エリザベスの中の“科学者”が頭をもたげます。

彼女に紙と鉛筆を渡しました。やはり“証拠”が欲しかったのです。

すると、彼女は、優しい笑みを浮かべました。彼女はお見通しだったのです。

彼女は紙と鉛筆を受け取って、短い手紙を書いてくれました。

書き終えると、彼女は言葉に出さずに言いました。いわゆるテレパシーで、「これで満足ですか?」

手紙を見て、エリザベスは思います。

「これは誰にでも話せるような話題じゃない。とにかくこれは大事にしておこう。」

彼女は立ち上がって言いました。「ロス先生、お仕事を続けると、約束してください。」

「約束するわ」 そう答えた瞬間、彼女はいなくなったのでした。


★一日研修会 「 密教ヨーガ入門 」 講師:新開 春樹
       9月22日(土・祝) 10時30分~16時30分(開場:10時00分) 
       (緑が丘文化会館・別館 第2レクリエーションホール 自由が丘駅 徒歩7分 ) 
       ※要予約  7,500円(講座資料付き・当日払い)
       懇親会 3,000円(飲み放題付) 要予約

★吉祥寺クラス  日曜日  11時00分~13時00分(開場:10時45分)
 (永谷ホール 吉祥寺駅南口徒歩3分) 
           初回体験無料 1回3,000円

★新橋クラス   火曜日 19時00分~21時00分(開場:18時30分)
           (オフィス銀の鈴 http://www.ginnosuzu.net/ JR新橋駅烏森口 徒歩12分 ・都営三田線 内幸町駅 A3出口 徒歩4分)
           初回体験無料 1回3,000円

★国分寺クラス   8/17(金)・8/31(金) 19時00分~21時00分 (開場:18時30分)
          (国分寺駅南口徒歩3分 )
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悪魔だ~

かつらです。いつもありがとうございます。

今日は、古代からインドで語りつがれてきた「パンチャタントラ物語」から、小話をどうぞ(^ー^)

ある日、バラモンのお坊さんが、一匹のヤギを贈られ、肩に担いで家に向かっていました。

この様子を三人のいたずら者が眺めていました。
「肥っていいヤギだぜ。食いてえなぁ」 彼らはちょうどお腹がすいていたのです。

「お坊さんをだまくらかす、とっておきの方法があるんだ。ちょっと耳を貸せや」 
一人がコソコソ耳打ちをします。 「そいつはおもしれえや」 「だろ?」

しばらくたって、いたずら者の一人が現れて、お坊さんに近づきました。

「お坊さま」

「なんじゃな」

「なんでぇ、また犬なんかを肩にかついでお運びになっていらっしゃるんでございますか?」

「犬? 何をバカ申しておる。これはヤギではないか」

「ヤギにゃ見えませんが」

「ヤギじゃ。さきほどお布施としていただいたんじゃよ」

「そうですかね~。」

「そうじゃ!」

「まぁ、そうカリカリなさらずに。私は自分の見たままを言っただけでございます。ごめんなすって。」  

いたずら者は、さっと姿を消しました。

「近頃、世の中にゃ変なのがおる」と、お坊さんがブツブツ言いながら歩いていくと、もう一人のいたずら者が現れました。

「お坊さま」 と悲しそうな声で言います。

「なんじゃ、親でも死んだのか?」

「いえいえ。世も末だと悲しくなったんですよ」

「だってお坊さまのような偉いお方が、死んだ子牛を肩に担いでるなんて」

「死んだ子牛じゃと?」

「これはヤギじゃ。しかもちゃんと生きておるではないか」

「そうは見えないですよ」

「お前は狂っとる!」

「お坊さまの勝手ですよ。生きた子牛を運ぼうと、死んだ子牛を運ぼうと、私にゃ何の関係もないこってす。ごめんなさいよ」

お坊さんは、ちょっと不安になってきました。

歩きながら肩の上の動物を、何度も確かめます。「間違いない、ヤギだ。生きている」

すると、三人目のいたずら者がお坊さんの前に現れました。

「お坊さま」と、首をふりふり申します。

「道に外れたことをしちゃいけませんや」

「道に外れてる?」

「そうですとも。お坊さまのように尊いお方がラクダを運んだりしちゃあねぇ」

「ラクダ?」

「バラモンのお坊さんは、そんな動物に触れちゃいけねえって戒律があるはず。ご存知でしょうがね」

「いや、これはラクダではのうて・・・」

「さ、他人に見られねえうちに、早く下に降ろして、降ろして」

お坊さまは、頭が混乱してきました。

道で会った三人の男がすべて、これはヤギではないと言い張ったのです。

「ひょっとして、このヤギは一瞬にして姿を変えるのかもしれん。

あるときは犬、あるときは死んだ子牛、あるときはラクダ、・・・っとなると、こいつの正体は、あ、あ、あ」

お坊さんはブルブル震えだしました。そのため言葉が口からうまくでてきません。やっと出た言葉はひとことでした。

「悪魔だ!」

お坊さんはヤギを放り出すと、スタコラサッサ、一目散に逃げ出しました。

こうして、ヤギは三人のいたずら者の胃袋の中に収まったのでした。


★一日研修会 「 密教ヨーガ入門 」 講師:新開 春樹
       9月22日(土・祝) 10時30分~16時30分(開場:10時00分) 
       (緑が丘文化会館・別館 第2レクリエーションホール 自由が丘駅 徒歩7分 ) 
       ※要予約  7,500円(講座資料付き・当日払い)
       懇親会 3,000円(飲み放題付) 要予約

★吉祥寺クラス  日曜日  11時00分~13時00分(開場:10時45分)
 (永谷ホール 吉祥寺駅南口徒歩3分) 
           初回体験無料 1回3,000円

★新橋クラス   火曜日 19時00分~21時00分(開場:18時30分)
           (オフィス銀の鈴 http://www.ginnosuzu.net/ JR新橋駅烏森口 徒歩12分 ・都営三田線 内幸町駅 A3出口 徒歩4分)
           初回体験無料 1回3,000円

★国分寺クラス   8/3(金)・8/17(金)・8/31(金) 19時00分~21時00分 (開場:18時30分)
          (国分寺駅南口徒歩3分 )
           初回体験無料   1回2,500円 


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